新たなアイテムを作るべく、近所の久留米絣会館に久留米絣を買いに行ってきました!
流石、久留米絣専門店なだけに様々な柄の絣があっていろいろ迷っちゃいます。
しかし、手織りの絣は1Mあたり¥1575円するので、いっぱい欲しいところですが、今回は二枚だけ買って来ました~
渋めなブラックにホワイトの十字のパターン
味のあるカラシ色も
さてこの生地を使って何を作ろうかなぁ~
新たなアイテムを作るべく、近所の久留米絣会館に久留米絣を買いに行ってきました!
流石、久留米絣専門店なだけに様々な柄の絣があっていろいろ迷っちゃいます。
しかし、手織りの絣は1Mあたり¥1575円するので、いっぱい欲しいところですが、今回は二枚だけ買って来ました~
渋めなブラックにホワイトの十字のパターン
味のあるカラシ色も
さてこの生地を使って何を作ろうかなぁ~
さて、前回痛恨のミスで縫う順番を間違えてしまい…
始めから染め直す事になったのですが、今回は縫い合わせて最後の仕上げまでいっちゃいたいと思います!
ブラウンに染めて仕上げ剤まで塗った状態の外側のパーツにFIFTH WORKSの刻印を入れ、ボタンもつけた状態です。
外側の革と内側の革は同じ寸法で切り出している為、ふたを被せた状態だと外側(表面に出る革)の革が5mmぐらい長くなります。
曲げた状態でしっかりとボンドで固定した後、はみ出している部分をカットします。
そしてここもsinger17型ミシンで一針一針丁寧に縫っていきます。
これで全部縫い上がりました!
途中だいぶ省いてしまってますが…(汗)
今までと同じ様にヤスリで削ってコバを整えていきます。
そしてバチック(水溶性染料)でコバを染め
ひたすら磨きます。
削って磨いてを数回繰り返し…
仕上げ剤を塗った後、目の細かい耐水ペーパーで再度整えていきます。
そして再度仕上げ剤を塗って乾かせば完成です!!
良いですね〜コバが光ってますw
男性でも女性でも持つことができるユニセックスなデザイン。
しきりが3つに別れ、外側の大きなポケットにお札が入ります。
蛇腹が大きく開きカードやコインも見やすくなっています。
色を染める所から始める今回のウォレットはとても手間のかかる作業ですが、手染めにしか出せない深みのある色が特徴でもあります。
オーダーいただいたY澤さんもとても気に入って頂けたみたいで、安心しました〜
かなり長くなりましたが、こんな感じでFIFTH WORKSのアイテムは作られています。
ほとんど独学なので、間違えている所や効率の悪い事をしているかと思いますので、あくまでも参考程度にして頂ければ幸いです。
前回縫い合わせる所までいきましたので、今回はコバ処理の方法ですね。
革の側面の事をコバと言うのですが、ここの仕上げが一番の難しい所でもあり、腕の見せ所でもあります。
こればかりは作家さんごとにこだわりが色々あると思いますので、方法も色々ですし、薬品などもたくさん販売されていますね。
僕はまずヤスリで側面を軽く削り角を落とします。
へり落としと言う専用の角落し工具があるのですが、最近こっちの方がお気に入りです。
表も裏も角が落とせたら、バチック(水性染料)を綿棒を使ってコバを染めます。
そして、端革を使って軽く力を入れながらコバをこすって磨きます。
そして、ロウが含まれた仕上げ剤をコバに塗り同じ様に磨きます。
そうするとコバが引き締まり耐久性がアップするの共に、自然な光沢を出すことができます。
そして次は、ジッパーを縫い付け
マチを縫い合わせる為に銀面を削ります。
削る理由は銀面(表側)は接着剤が付きにくいので荒らして接着力を高めています。
マチはこれです
前回書いていた、マチの方向を間違えていたやつです…
接着剤で仮止め後、縫い上げていきます。
そしてここでも同じ様にコバを処理して行きます。
バチックを塗って
磨き上げればツルツルに!
そして、ボタンをつけて
本体にパーツを仮止めし
縫い上げます
と…ここで問題が!!
マチを取り付ける順番を間違えてしまい…本体と縫い合わせる事が出来なくなってしまい…本体には穴が残っているため…始めからやり直す事に…
吉田かばんの「人針入魂」という言葉がありますが、ほんと革を縫う場合は革に穴が残るので失敗は許されません…。
メッチャ集中しないとすぐに歪んじゃいます。
という事で、もう一度革を染める所からやり直しです…
失敗した革は何か違うやつに使い回すとして、失敗した瞬間は自己嫌悪の塊になります。
今までの苦労が水の泡に…まだまだ修行が足りないっすね!
僕の家の近くにある筑後体育館にて、年に一度の九州クリエイターズマーケットが今週の土曜日曜と開催されているので行ってきました。
今年で6回目となる開催で今回はなんと196ものブースが展開されていました!
小雨が降る中お昼前に早速行ってみると、会場は既にスゴい熱気でたくさんの方達が来場されていました。
アクセサリーや、木工、レザークラフト、衣類、ネイル、ペイントといった様々な作家さん達が手作りで作ったアイテムを展示され、素晴らしいアイテムをたくさんみることができました。
中には来んな立派なブースを建てられている方も…
まるごと持って帰りたいくらいですねw
おじいちゃんが一匹づつ手作りしたてんとう虫。メッチャ可愛かったですwww
外のブースにはワーゲンのピックアップを使用したブースを展開されている所も。
ワーゲンバス憧れる〜〜
映像作品を見ることができる視聴ルームもあり、外には飲食ブースと音楽ステージなど、とても充実したイベントとなっていました。
来年は参加してみたいな〜と思います!
今回が#3という事で革を切り出して縫い上げて行く行程に入ります。
ここからは失敗は許されない行程なので慎重に!
まずはパーツごとに切り出した型紙を使用し、革に目打ちを使って傷をつけて行きます。
ついでにカードの敷りが重なる所も目印をつけて行きます。
切り出したらこんな感じ
これで全部切り出しが終わりました
後で気づいたのですが、マチのパーツを左右対称に切り出さないといけないのに、同じ方向に切ってしまっているのでもう一度作りました…
そして切り出したパーツを縫い重ねる部分だけ薄く漉きます。
だいたい0.5~0.7mm厚ぐらいかな?
場所により若干厚みを変えています。
そして、革用ボンドをへらで塗り
ローラーで圧着します。
はみ出したボンドは濡らしたウエスで拭き取ればOK。
そして、いよいよ縫って行きます!
今回はミシン縫いなのでSINGER 17腕型ミシンを使用して縫うのですが、パワーがあるため慎重に縫わないと縫い目が汚くなってしまいます。
両サイド返し縫いをして終了
腕ミシンはまっすぐ縫うのが難しいですが、少しずつ手で回しながら縫えば縫いやすいですよ。
あとはこの作業を繰り返し行います。