VINTEGE GLOBE-TROTTERの持ち手製作の続きです。
このロゴがめちゃ雰囲気ありますね◎
新品だと十数万するみたいですが、ビンテージなのでそれ以上の価値があるでしょう。
扱うのも傷をつけないように慎重に(笑)
前回の記事でステッチまで仕上げていましたので、あとはコバ処理をして完成です!
ネイビーっぽいダークグリーンにチョコ色の姫路産タンニンなめし革がかなりいい感じです。
革で芯を作っているので、使い込むほどに手に馴染んでいくと思います。
使う方によってどんどん形を変えていくのがレザーの面白い所ですね。
革を伸ばす際に特殊な加工をするので、すこし革にストレスがかかります。
なので、デリケートクリームをしっかりと浸透させて仕上げます。
ご依頼いただいたK様 今回はとても良い勉強になりました。
ありがとうございます。
気に入って頂けたようで安心しました◎
この様な革製品のお修理についてよくお問い合わせを頂きます。
が、万が一お客様のご希望に添えない形で仕上がった場合の補償が当方ではできない為、
基本的にFIFTH WORKSではお客様がお持込された物の修理・補修は行っておりません。
そのかわり信頼できる修理屋さんをご紹介する事は可能ですので、その際はご相談ください!
クツショウテン様には僕も個人的に色々と教えてもらいながら勉強させていただいているので、オススメです。
価格は相場と比べても良心的だとご紹介したお客様はおっしゃってますよ!
高級ブランドの修理が高すぎるとよく耳にしますが、安物のバッグだから修理代も安いという訳ではなくて、一から作るのと同じように修理にも時間と労力がかかるので、それ相当の金額になります。
僕たちも自分で修理したいというお客様にはなるべくお力になりたいと思い、直し方や工具の説明を行いますが、説明をしているうちに、最終的に買ったほうが安いや早いと言われる事が良くあります…
そこにはメーカーさんの企業努力や、安い人件費でこき使われてる方たちの存在があるわけで、
自分たちもなるべく安くでできるようにご案内はするのですが、複雑な気分になります。
今回の持ち手を復元する場合、平均所得以上もらってるサラリーマンの一日分のお給料ほどかかるのが相場みたいです。
僕も一日がかりで復元しました。
これを安いと思うか高いと思うかはその方の価値観なので、物を作る仕事の対価って難しいですね。
生意気な事を書いてすいません。
当方が製作したアイテムの修理・補修はもちろん対応いたします!
お手入れの方法などもご説明いたしますので、その際はぜひご来店くださいませ。
製作工程は
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