レザーウォレットの作り方 #5 縫い上げ〜仕上げ加工〜完成

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さて、前回痛恨のミスで縫う順番を間違えてしまい…

始めから染め直す事になったのですが、今回は縫い合わせて最後の仕上げまでいっちゃいたいと思います!

 

ブラウンに染めて仕上げ剤まで塗った状態の外側のパーツにFIFTH WORKSの刻印を入れ、ボタンもつけた状態です。

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外側の革と内側の革は同じ寸法で切り出している為、ふたを被せた状態だと外側(表面に出る革)の革が5mmぐらい長くなります。

 

曲げた状態でしっかりとボンドで固定した後、はみ出している部分をカットします。

 

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そしてここもsinger17型ミシンで一針一針丁寧に縫っていきます。

 

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これで全部縫い上がりました!

途中だいぶ省いてしまってますが…(汗)

 

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今までと同じ様にヤスリで削ってコバを整えていきます。

 

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そしてバチック(水溶性染料)でコバを染め

 

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ひたすら磨きます。

 

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削って磨いてを数回繰り返し…

 

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仕上げ剤を塗った後、目の細かい耐水ペーパーで再度整えていきます。

 

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そして再度仕上げ剤を塗って乾かせば完成です!!

良いですね〜コバが光ってますw

 

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男性でも女性でも持つことができるユニセックスなデザイン。

 

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しきりが3つに別れ、外側の大きなポケットにお札が入ります。

 

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蛇腹が大きく開きカードやコインも見やすくなっています。

 

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色を染める所から始める今回のウォレットはとても手間のかかる作業ですが、手染めにしか出せない深みのある色が特徴でもあります。

オーダーいただいたY澤さんもとても気に入って頂けたみたいで、安心しました〜

 

かなり長くなりましたが、こんな感じでFIFTH WORKSのアイテムは作られています。

ほとんど独学なので、間違えている所や効率の悪い事をしているかと思いますので、あくまでも参考程度にして頂ければ幸いです。

 

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