船小屋鉱泉保存会 勉強会

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今年度から参加させていただいている、船小屋鉱泉保存会の勉強会がありました。

 

勉強会は九州芸文館をお借りして、安西先生が用意して下さった映像資料をもとに解説をしていただきました。

 

少しでも色々な方に船小屋鉱泉の効能の凄さを知ってもらいたくて、記事にまとめます☆

特にスケーターやスポーツをされている方にも読んでいただきたいです!

 

 

 

十数年前に初めて筑後に来て船小屋鉱泉場へ連れて行っていただき、鉱泉を飲ませてもらいました。

その時は、飲むと体に良いとぐらいしか聞いていなかったのですが、色々と勉強していくうちに炭酸泉の効能の凄さを知るようになり、先日の勉強会でさらにいろいろな素晴らしい効能を知りました。

 

正直なところ、以前までは温泉の効能とかって「〜が期待出来る』って表現で、ほんまなんかなぁ思っていました(笑)

 

そんな僕でも、朝出勤前に5~10km程ランニングした後、鉱泉場の足湯に15~20分ほど浸かるだけで、足の芯からポカポカして、お店に出勤して8時間の立ち仕事していても全然疲れを感じず、疲労回復している事が実感できました。

(船小屋鉱泉は冷泉なので19度ほどの冷たい温度なのに血流が良くなり、足を浸けている所だけがお風呂上りのように赤く色付きます。船小屋鉱泉場の足湯は8月のみの期間限定です。恋ぼたる様の足湯は年間通して入浴可)

 

⬛︎効能などを一度こちらでまとめたいと思います。

 

<炭酸泉の効能>

血液の循環がよくなることにより、幅広い効能が報告されています。

(炭酸泉の二酸化炭素濃度などや泉質により効能は変わります。)

<浴用>

  • 神経痛
  • 筋肉痛
  • 関節痛
  • 慢性消化器病
  • くじき
  • うちみ
  • 痔疾
  • 冷え性
  • 疲労回復
  • 健康増進
  • 高血圧症
  • 動脈硬化症
  • きりきず
  • やけど
  • 壊疽の治療

禁忌症

  • 急性疾患
  • 悪性腫瘍
  • 重い心臓病
  • 呼吸不全
  • 腎不全
  • 妊娠中
  • 重度の貧血

 

<飲用>

  • 慢性消化器病
  • 慢性便秘
  • 糖尿病
  • 通風
  • 肝臓病
  • 貧血

禁忌症

  • 高血圧症
  • その他一般にむくみのあるもの
  • 下痢のとき

※効果には個人差があります。(船小屋鉱泉場 – 船小屋温泉郷公式WEB)より引用

 

日露戦争時、戦闘で傷を負った兵隊さんたちが船小屋鉱泉場の鉱泉に浸かることで、傷の回復に高い効果があることが口コミで広まり、日本全国から様々な人たちが訪れるようになったそうです。

 

大分県の一部の病院では動脈硬化の予防や治療などに、鉱泉を用いた治療法を勧めている事などから、医療的にもとても注目されている泉質だそうです。

 

炭酸泉を飲んだ場合も同じように胃や腸の働きが活発になり、便通が良くなると地元の方たちは皆さんおっしゃいます。

一日に150ml以上飲むのが良いみたいですが、500mlを越えると逆に体調が悪くなる場合もあるそうなので、ほどほどに。

 

<なぜ炭酸泉が体に良いのか?>

炭酸泉に含まれる二酸化炭素が大量に血管にしみこむ為、血管が早く二酸化炭素を排出しようと様々な成分を分泌し血管を拡張する。

結果、血管が拡張し血流が早くなる事で栄養が集中して集まるようになり、熱と二酸化炭素を速やかに排出しようとする作用がある。

※空気中のCO2よりもはるかに高密度なので、炭酸泉に浸かるだけで容易に皮膚から血管に浸透するそうです。

 

血管に二酸化炭素が浸透するイメージのGIFアニメを作ってみました(笑)

 

 

炭酸泉効果

炭酸泉効果

 

こんなイメージです。。わかりにくいかな、、、

僕なりの解釈としては、二酸化炭素が大量に血管中に入る事で、体が異変を感じ早く元の状態に戻そうと、血流が早くなり栄養を集中的に送り込み、血管の伸縮を行う事で効率的に不要な物質を排出させる為、疲労回復や傷の治療効果、さらに血管が伸縮(ストレッチ)をする事で硬くなりつつある血管をほぐす効果があるのだと思います。

 

通常炭酸泉は山の中に湧き出る事が多く、平地で高濃度の炭酸泉が湧き出る事は日本全国でもかなり珍しいらしいそうです。

ソフトバンクホークスのファームがあるJR九州新幹線筑後船小屋駅から徒歩15~20分ほどの位置に鉱泉場があります。

九州広域公園で運動した後、炭酸泉に入浴して体をリフレッシュできる最高の環境です。

 

少しは行ってみたいかも〜と思っていただけると嬉しいです。

 

船小屋鉱泉は飲用のみですが、恋ぼたるさんで炭酸泉に入浴できますよ☆

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。