本日、筑後市のSさんのご紹介で福岡県筑後市西牟田にある久留米絣の旗本さんへ行ってきました。
古民家で外観も歴史を感じさせる佇まいが大好きです。
こちらの小屋では不定期で作家さんや縫い子さんが展示をされるそうです。
数十メートルに渡り絣の縦糸が干されています。
今日はとても天気が良かったので、ブルーが映えてとても綺麗でした。
白い部分は防染した部分ですね。
全部手作業で縛ってます。
裏にも色々な糸が干されてました。
ご婦人方からの要望が多かったので、新たに作ったそうなのですが、この色味を出すのに色々と苦労されたそうです。
古民家の中には炭で暖をとれる囲炉裏があり、色々と貴重なお話をお伺いさせていただきました。
端切れや小物、仕立てられた洋服なども販売されてます。
甘織で仕上げられた久留米絣のストール。
ふんわりと柔らかく、首に巻くと優しく肌に馴染んでくれます。
小柄なデザインに、濃淡をつけた縦糸でグラデーションを作ってます。
この細かな白いデザインは縦糸と横糸を計算して綺麗に柄が出るように、糸を抜染して織り上げる途方もない時間をかけて30工程以上の作業経て作られています。
生地端の結び目も全て手で結ばれているそうで、想像しただけでもとても大変な作業だと思います。
柿渋も数年寝かせて自家製でつくるそうです。
僕はこの二本をいただきました。
これから生地もお分けしていただけるそうなので、久留米絣と革を組み合わせたアイテムをもっと増やしていけそうです。