地元姫路市の革産業パンフレットが届きました。
JR御着駅から姫路駅に向かっての線路沿線にはタンナーさんが
なめし終わった革を天日干ししている風景を目にすることができます。
中でも皮革産業が盛んな御着エリアで、小学校の工場見学は近所のタンナーさんでした。
当時は、何も意識せずにスゴい大きな機械が沢山あるな〜と思ったぐらいで
今となってはとても貴重な体験をさせてもらえたと思っています。
素材である革自体は、一般消費者へのアピールが難しいため、以前までは
あまり姫路が国内最大級の皮革産業地帯である事が知られていなかったと思います。
しかし、最近のレザークラフトブームの影響もあって、姫路の革という言葉を
目にする機械が増えてきた様に感じます。
姫路の革と言えば、最高級のコードバンを生産するタンナーとして
新喜皮革さんが世界的にも有名ですが、御着・四郷地区の皮革産業の
歴史も古く、戦前よりタンニン鞣し革を生産していたそうです。
色々と姫路市も地場産業を盛り上げようと面白い事を行っているみたいですね。
あまりにも身近過ぎてあまり意識していなかった地元の世界に誇れる技術。
革に携わる様になってから、とても恵まれた環境にいたのに
活用出来ていなかった事を今となって後悔してますw
もう数年地元に帰ってないので近いうちに色々と回りたいです。
御着駅を降りて徒歩一分の所にあるベビードールのサンドウィッチが食べたいですw
兵庫県皮革産業協同組合連合会